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事業者様向け

配車システムの新機能の開発ストーリーとこれからの展開

2020年6月8日事業者様向け

「電脳交通って、自分たちの事業をうまく伝えられていないんですよね」

マーケティング&セールスのリーダーとして、様々なタクシー事業者様と会話をする西野は、電脳交通がタクシー事業者様に勘違いをさせてしまっていると言います。それは、小規模のタクシー事業者様に配車センターのアウトソースのサービス“のみ”を行っていると思われているところです。

「電脳交通は、配車システムに力を入れているんです」

その事実の周知に力を入れていきたいと、西野は言います。
今回、電脳交通は、特にタクシーの保有台数が100台を超える事業者様から多くのご要望をいただいていた配車システムの新機能をリリースしました。それは自動配車機能とデータ解析機能です。その両機能を、利用料を大きく変えずに利用することが可能となりました。この機能のリリースで、より多くのタクシー事業者様に電脳交通のサービスをご利用いただく可能性が生まれたと考えています。リリースの背景や、電脳交通の配車システムが持つ他には無い価値、電脳交通がタクシー事業者様と共に目指したい未来について、西野と、システム改修のプロジェクトマネージャーを務める塩江の想いをまとめました。

自動配車機能の画面

データ解析機能の画面

電脳交通が配車システムの新機能の開発を進めた背景

西野
「様々なタクシー事業者様とお話しする中で、『電脳交通と組みたいと思っているが、今の電脳交通の配車システムでは導入が難しい』という声を一定数いただいていました。電脳交通は、社長の近藤が経営する吉野川タクシーのような地方の小規模タクシー事業者様に、配車システムと配車センターを支援するところから事業がスタートしました。そのため、特にタクシーの保有台数が100台を超えるような事業者様には、システムの機能面で十分ではないところがあったのは事実です。タクシー事業者発の企業として、ビジョンや想いに共感いただいているのに、価値提供できるツールが無い、苦しい状態でした」

電脳交通は、決して小規模の事業者様に特化してサービスを広げていきたいわけではありません。規模の大きい事業者様含め、より幅広い「タクシー事業者様の課題解決」を目指している事業体です。規模の大きい事業者様の課題解決もできるよう、電脳交通の配車システムをどうアップデートするか、ここはずっと模索していた課題でした。

西野
「電脳交通のシステムの特徴のひとつとして、機能を柔軟にカスタマイズして事業者様に新しいソリューションをつくり出せるというところがあります。今回の開発に当たっては、エムケイ様、第一交通様、また今回の配車システムのニーズに最もマッチすると考えた100台から数百台規模のタクシー事業者様複数社からヒアリングした上で仕様を固め、より汎用性の高い機能として開発しました」

塩江
「今回のリリースによって、今までの利用料を大きく変えず、自動配車機能とデータ解析機能を利用できるようになったことが最も大きいと思います。この利用料で、自動配車機能とデータ解析機能が可能な配車システムは他に無いのではないでしょうか。自動配車機能については、特に100台から数百台規模の事業者様複数社に綿密にヒアリングをし、機能を絞りましたがコンパクトに仕上げました。エムケイ様や第一交通様の名前を聞くと大規模の事業者様向けのものと思われてしまうかもしれませんが、決して日本のトップの事業者様“だけ”のためのものとして開発したわけではありません。100台から数百台規模の事業者様の声、何よりヒアリングで聞いた現場の声を大切にして開発した新機能です。
例えば、今回タクシー事業者様から、自動配車機能とデータ解析機能をより自由度高く使いたいという要望を受けました。そのため、電脳交通の配車システムの新機能では大きく3つの特徴を備えました。1つ目は、自動配車機能において細かくパターン化した設定ができる点です。時期や時間帯や様々なパターンで細かく設定することが可能で、自由度の高さや設定の柔軟性でより利便性の高い自動配車機能となったと思います。2つ目は、自動配車機能のマスタ設定をクラウド上にて自社で設定できる点です。システム会社に依頼することなく自由に設定の変更が可能です。3つ目は、データ解析機能で、クラウド上にて自社でデータの出力・分析・解析ができる点です。こちらもシステム会社に依頼することなく自社で行うことができます。またこれらは利用ごとの従量課金ではなく、オプション利用料に含まれ、何度でも利用することが可能となっています。このようなタクシー事業者様の現場の声を聞き、できる限り寄り添いながらシステムを開発しました」

電脳交通の配車システムが持つ、他にはない「固有の価値」

塩江
「更に、電脳交通の配車システムの大きな強みは、ここから時代に合わせてアップデートできる余白・余地があるところです。コロナウイルス禍でタクシー利用のニーズにも急激な変化が生まれましたが、これから変化が大きい時代のニーズに柔軟にスコープして、新しく構築していくことができるシステムは、電脳交通の配車システムが唯一ではないでしょうか。タクシー事業者様の負荷を抑えた利用料と配車システムの水準と、そのバランスも保てていると思います。また、電脳交通の配車システムは今の機能が完成形では決してありません。ここがスタートラインで、事業者の皆様とつくり上げていくものだと考えています。これから追加したい機能もまだ多くあり、毎月事業者様の声を聞きながらアップデートを積み重ね、より良いシステムに仕上げていく予定です。そのパートナーとして、これからの未来の配車システムをいっしょにつくりあげたいという想いを持つ事業者様が増えると心強いですね。これからの未来のタクシー配車システムがどうなるか、まだ誰も予想できていません。100台から数百台の規模の事業者様の声を丁寧に聞きながら新しい機能を追加しより良いシステムにアップデートしていくこと、更にエムケイ様や第一交通様といった日本のトップの規模のタクシー事業者様とも連携しながら、これからの時代のニーズに合う唯一のシステムとして数年かけた構築を進めていくこと、この両輪をこれから回していくことになります」

新機能を備えた配車システムを携えて電脳交通が描くタクシー業界の未来

西野
「電脳交通のような、タクシー事業者から生まれ、タクシー事業者に寄り添い、タクシー事業者の課題解決を目指すという思想を持った事業体は、他にはないと思います。今回の新機能のリリースを通じて、『電脳交通のビジョンには共感するし、ぜひいっしょにやりたいが、今の機能では導入が難しい』と考える事業者様とも、いっしょに事業づくりができる準備が整ったと考えています。
電脳交通は、タクシー事業者様が実現したいと考えている事柄を実現するためのツールを提供する存在です。実現したい未来に合わせ、柔軟にサービスを構築・カスタマイズしていけるところが電脳交通の強みです。例えば配車室を統合して効率化したいといった要望にも応えられますし(※)、ニーズに合わせたサービス提供ができます。先日電脳デリというフードデリバリーのサービスを徳島で始めましたが、そうした新しい収益を生み出すようなサービスを開始した場合も、多くのタクシー事業者様と協働で取り組むことで大きい価値を生み出すことができます。タクシー事業者様全体に貢献できるサービスや収益拡大の施策、タクシー業界全体としてできることを新しく増やしていきたいと思いますし、その仕組みにどんどんジョインしていただければうれしいですね。配車システムの提供価値の次元を超えた事業パートナーとして、同じ目線で物事を感じられるパートナーとして、これからの時代に更に価値を発揮できればと考えています。今回の新しい機能のリリースが、より多くのタクシー事業者様の課題解決の一助となり、業界を共に支えるタクシー事業者様とのご縁が生まれればうれしい限りです」

(※)参考:協同無線組合×電脳交通の新しい形